メンテナンス ロードバイク

ホイールのラチェット音を消したい!!

投稿日:5月 18, 2020 更新日:

ホイールのラチェット音。
後輪が空転した際ホイールから鳴る例のカラカラ音です。

ローディの間でも”爆音派”と”静音派”で派閥が分かれます。

が、私は全く無音の”忍びホイール”を好みます。
無音走行こそ至高、タイヤとアスファルトが触れ合う走行音を楽しみたい派です。


このラチェット音、
実はメンテナンスでコントロール出来ます。

今回はカンパニョーロBORA ONE 35(シマノハブ)を例に、
フリーハブ内のグリスアップによってラチェット音を小さくする方法をご紹介します。

ハブ内をグリスアップすればOK。

音の大小はハブ内のグリスの量によって決まります。
ハブの中にグリスを注入するため、ホイールを分解していきましょう。

手順

スプロケット取り外し

スプロケットの取り外しはコチラの工具さえあれば簡単です。

上から見た図

図のように工具を取り付け、スプロケットが空転しない方向にグッと力をかけましょう。一番上のネジが外れます。

スプロケットが外れました。
その次はハブを分解していきます。


ハブの分解

六角レンチとモンキーレンチでハブ上部のナット(ロックナット)を外していきます。

ロックナットは逆ネジなので注意。
六角レンチを固定、ナットをモンキーで右に回してネジを緩めます。

ロックナットが外れました。
その下にはスペーサーがいますので、こちらも外していきます。


そして、
この状態でハブを引っ張り抜きます。ズボッと。

ハブを外すことができました。

グリスを注入する

今回使用するグリスはこちら。
グリス界のベストセラー、シマノ(SHIMANO) プレミアムグリスです。

グリスをハブ内に注入していきます。

むりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむりむり


これでもか?」という程注入してください。

これでもかと思った後、さらにこれでもかという程注入してください。
そう、騙されたと思って。


再組み立て

プレミアムグリスを注入し終わった後は、再び組み立てます。
まずはハブを取り付けていきましょう。

ぶちゅううううううううううううううううううううううう


脇からプレミアムグリスが溢れ出てきます。
多少のエクスタシー。

余分なプレミアムグリスはここで拭き取りましょう。
     

後は先ほどの作業の逆を行うだけ。

スペーサーを取り付けます。

その後、ロックナットを締めつけます。

そしてスプロケットを取り付ければ、

無事作業完了です!!!

いかがでしょうか、このラチェット音。
聞こえない? そうです、
これが”忍びホイール”です。


注入してすぐは回転が重い感じがしますが、数日もすると非常に滑らかな質感になります。

※逆に爆音にしたい場合はハブ内のグリスを綺麗に抜き取ってしまえばOKです。(ラチェットに悪そうですが。。。)





以上、ラチェット音を消すためのハブのメンテナンスのお話でした。



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