人間の脳の構造は狩猟時代からほとんど変わっていない。
例えば、
狩猟民族が現代にタイムスリップしてきた場面を想像して欲しい。
恐らく非常に奇妙な光景になると思うが、
事実、いまの私たちの状況としては、現代の生活はそれとほぼ同義と考えて差し支えない。
そして、
現代には、そんな狩猟時代の脳が罠にはまってしまう危険なモノがある。
それが「超常刺激」と呼ばれる物だ。
現代社会が生み出した危険な「超常刺激」。
これにとらわれると、人間の脳は一種の「中毒状態」になってしまいなかなか抜け出すことが出来ない。
しかし、
結論から言うと、これらの中毒は『ロードバイクで解脱」することが出来る。
それではまず、超常刺激とは何か、順にみていきたい。
Contents
現代を蔓延る5つの超常刺激
ジャンクフード
超常刺激の1つ目はジャンクフードだ。
とある研究では、ジャンクフードのことを「フード・ポルノ」と呼ぶぐらい、
人間をダメにしてしまうものだと言われている。
塩分や糖質、脂肪など、人間が進化の過程において摂ることがなかなか出来なかったものが沢山ある。
それらは狩猟採集時代に非常に貴重なものだったので、人間の脳はそれを求めるように進化した。
※それを求めてたくさん摂ることができた人たちが生き残ってきたのだ。
このような人間が進化の過程において求めてきたものを凝縮した食べ物を作れば、人間の脳が壊れてしまうぐらいの依存性を生み出すことができるのではないかという研究もある。
お気づきかと思うが、
ジャンクフードはその理論に基づき開発されている。
つまり、塩分や糖質、脂肪をぶっこみまくって作られた危険な食べ物なのだ。
#人間の脳は本能的にそれを求めてしまう。
ちなみに、ジャンクフードはそのロゴを見るだけでも脳の思考回路が変化する。
ジャンクフードやファーストフードのロゴを見ると、人間は無意識に時間的な焦りを感じるようだ。
それにより、目の前のことを楽しむことができなくなり人生の満足度が下がるという研究結果もある。
インターネット
無料で無限に情報が手に入るインターネット。
これが超常刺激の2つ目だ。
あらゆる情報にアクセスすることができるので、脳の興奮状態を簡単に作ってしまう。
人間の脳は「未知への刺激」に敏感なので、LINE の通知音でさえも実際は大した用件でもないのに無性に気になったりしてしまう。
#本能的に仕方がない
ゼロにはできなくても上手にコントロールすることが重要である。
インターネットの使いすぎは人間の集中力にダメージを与える、SNS の正しい使い方をしないと人間を不幸にする、
メンタルに最もダメージを与える SNS はInstagramだというような研究もある。
#人間にとって他人の不幸は蜜の味だが、他人の幸福は苦痛なのだ。
人間はコミュニケーションをするように発達してきた生き物なので、
コミュニケーションに関する刺激にはとても敏感で弱い。
なので、例えば自分で調べ物をするのにインターネットを使うのはとても有用だが、
コミュニケーションのためにネットを使いすぎると、そちらに全ての注意を持って行かれる危険性がある。
ポルノ
3つ目の超常刺激はポルノ。
つまりエロ動画だ。
これは本当になぜ今規制されていないのかってレベルでヤバい中毒性がある。
ケンブリッジ大学の研究で、ポルノにはまっている人の脳はドラッグ中毒者の脳とほとんど同じような状態に変化しているということが分かっている。
インターネットポルノの出現は、
社会に「草食系男子」を量産した原因だと考えられる。
我々は、成長期からインターネットポルノを見ていた初めての世代だ。
それまで、草食系男子などという言葉はこの地球上に無かった。
インターネットポルノは、
人間の性の興奮対象をピクセルに移植した。
するとどうだ?
本来の性的欲求が、実際の女性に向かなくなってしまうのである。
その結果、肉を食えない男性が量産されてしまったのだ。
#草食系男子
ブルーライト
4つ目の超常刺激はブルーライトだ。
パソコンやスマホのブルーライトも自然界にはない刺激である。
よって浴びすぎると各種の不具合が出てくる。
睡眠の質低下がその代表的な例だ。
もちろん、うまく自分でコントロールして、日中にブルーライトを浴びると太陽光の光と同じでモチベーションが上がったりもする。
が、夜に浴びすぎるのは注意だ。
テレビ・ゲーム
最後の超常刺激はテレビやゲーム。
これも立派な超常刺激になる。
ついつい見続けてしまうニュースもこれにあたる。
先も述べたように、「未知への刺激」に敏感な人間の本能を刺激する作られ方をしている。
どうすれば人間が反応するか研究しつくされているのだ。
火事とかヘビとか爆発とか、そういう恐怖本能に訴えかけるだけのニュースって多いですよね。
中毒性の高いものは身の回りにたくさんある
これらはやはり人工的なものなので、はまりやすい刺激には気をつけた方がよい。
ある程度時間を制限したりしていないと、急速にハマってしまう。
法律で禁止されていないだけで、中毒性の高いものはこんなにも身の回りにたくさんありますので気をつけなくてはならない。
しかし、気を付けると言ってもどうすればよいのか・・・?
ロードバイクが最強のソリューション
では、実際にこれらの超常刺激に既にはまっている人はどうすればいいか。
そういった人に一番効果的なのは・・・
ズバリ、「運動」である。
結局、自己コントロール能力の問題である。
実際の麻薬中毒のようにどうしても抜けられない中毒症状を作り出しているわけではないので、自分の意志の力である程度はどうにかなるのだが、
この自己コントロール能力は鍛えてあげないと身につくことはない。
運動なら一番簡単にそれを鍛えることができて、
しかも見た目も変化し、
今回紹介した超常刺激の問題を全て解決することができるのだ。
まぁ、究極は運動であれば何でもよいのだが、
全身運動かつ有酸素運動、
そしてマインドフルネス的な効果もあるロードバイクが最強なのである。
【日々更新】楽しいサイクルロードレース用語集【ゆるふわ】 | みんなのロードバイク研究所 (washiblogxyz.com)
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