10km1分の法則/10km1minの法則【じゅっきろいっぷんのほうそく】とは、逃げグループがメイン集団に追いつかれるかどうかを判断するときに使われる法則。
レースも後半に入ったゴール前の数km〜十数km地点ではメイン集団はペースを一気に上げ、逃げグループを捕まえにかかる。
その時、目安として10km進むたびに1分ずつ差が詰まると計算して走っていく。
例えば、ゴール手前10kmでメイン集団との差が1分よりも多ければ多いほどゴールまで逃げ切れる可能性が高くなる。
逆に、残り20kmでタイム差1分ならばゴールまで逃げ切るのは絶望的、メイン集団には「ラクに追いつけるな」と思われてしまう。