自分がロードバイクに乗るようになってからというもの、自転車系の本や漫画を読むのも好きになりました。
本記事では、自転車好きの方にぜひオススメしたい自転車関連書籍をピックアップして紹介していきます。
面白い本ばかりですので、読んだことのない書籍がありましたら是非ご覧ください💡
Contents
パワー・トレーニング・バイブル
リアルにバイブル。
まさにローディにとっての聖書と言ってイイ本。
パワートレーニングの面白さに引き込んでくれる。
理論については「これを読まずして何を読む?」レベルでロードレーサーには広く読まれている。
本書では理論の説明から始まり、速く走れるようになるためのデータに基いた効率的なトレーニング方法まで事細かに解説されている。
私はホビーライダーだが、
なんだかよく分からず胡散臭かったパワートレーニングについて、本書を読み進めるうちにすっかりハマってしまった。
読み終わるやいなやすぐさまパワーメーターを買いたくなってしまう。
お小遣いを絞られているサイクリストにとってはまさしく「禁断の書」と言える。
栗村修のいちばん身につく 最強ロードバイクトレーニング
JSPORTSのロードレース解説でお馴染み栗村修氏の著書。
栗村修氏とサッシャ氏のコンビ実況(コンビ芸)は時にロードレースよりも盛り上がりを見せる場面がある。
本書はそんな栗村氏の頭の中を覗けるような一冊。文章からして既に面白い。
いわゆる栗村節で、効果的に科学的トレーニングを活かす方法、また科学的トレーニングの落とし穴について語られる。
どちらかというと、
具体的なトレーニング方法やバイクスキルというよりロードバイクに対する考え方や目的など、メンタル面で大いに参考になる。
本書で語られる栗村修氏の女性に対する価値観も必読(笑)。
じこまん
実に味わい深い。
ロードバイクにハマるキッカケの一つになった漫画本。
著者・玉井雪雄氏(アラフォーメタボ男)が自らの実体験を基にしながらロードバイクを楽しみ尽くす方法が描かれている。
玉井氏の独特な着眼点がめちゃくちゃ笑える。
表紙からもみて取れるように大人の色気がすごい。
#全裸のオッサン
だが、自転車を通じて娘とコミュニケーションを取る話は不覚にも涙を誘われる。
ロードバイクは誰のものでもない。
そう、全ては「じこまん」のために。
ロードバイクの科学
ためになる。
2008年に書かれたものにもかかわらず、本質を突いている。
よって現代ロードバイク界にも十二分に通用する内容となっている。
著者は自動車開発のエンジニア。
ロードバイクに対する情熱が凄まじく、学者か?と思うほどその考察は濃い。そこに触れるだけでも意識が高まる。
ロードバイクは知的好奇心・戦略・精神力、また感受性さえも広げてくれる究極の乗り物。
ただガムシャラにトレーニングを頑張るだけでなく、理論の面からも自ら工夫するところにロードバイクの面白さがあると気づかせてくれる一冊。
弱虫ペダル SPARE BIKE
ご存じ、ロードバイク界のスラムダンク、弱虫ペダル。
その弱虫ペダルの本編では描かれないサイドストーリー集が「弱虫ペダル SPARE BIKE」。
特に面白かったのは広島呉南高校編。
インターハイで荒北との勝負に敗れた「呉の闘犬」待宮永吉。
本編ではかませ犬的なキャラだった彼(笑)。
しかし最後のインターハイへ賭ける想いには凄まじいものがあった。
アツい。
そしてマジで泣ける。青春。
ヤンキーが何かに本気で取り組むようになるストーリーに弱い方は必見。
ネタバレになるので詳しくは書けないが井尾谷が最高にクール。
広島呉南高校編は4巻と5巻。
短編集なので4巻と5巻だけ読むといった形でも問題なし。
※待宮大学生編
大学に馴染めず目標を失いかけた矢先に、かつてはライバルだった荒北と金城に再会して再奮起する話は7巻。
#待宮好きすぎ?
サイクリーマン
読んでいて癒される。
ゆるふわ日常系自転車漫画。
サラリーマンが自転車を通して、様々な人たちと交流を深めて絆を深めていく。
釣りバカの自転車バージョンのようなストーリー。
社会人生活とロードバイクライフのバランスの良さがイイ。
サラリーマンサイクリストにとっては理想の世界観かもしれない。
なぜか3巻で打ち切り。つらい。
一応、完結という形を取っているが、大人の事情としか思えない。
もっと続きを読んでみたかった漫画。
自転車道
月刊誌「CycleSports」の人気連載「自転車道」をまとめた総集編。
超絶面白い。
知的好奇心が刺激される。
メカが好きな方には間違いなく刺さる本。
”ロードバイクの深淵なる世界を覗く”というコンセプト。
そのコンセプトの名に恥じず、超コアな内容となっている。
写真も多めで、まるで自分も一緒に自転車を作る工場を見学しているような気分になる。
ロードバイクをより深く理解することのできる一冊。
まとめ
いかがだったでしょうか?
全ての本に共通するのは、読んでいると其処彼処に著者のロードバイク愛を感じられるところ。
そこに面白さを感じるのだろうなぁと。
気になる書籍がありましたら是非手に取って読んでみて下さい💡