「チャイルドトレーラー」
それはパパローディ夢のアイテムの1つではないだろうか。
今回は楽天で買ったAllen Sportsのチャイルドトレーラーがとーーーてーーーーもーーーー良かったのでインプレッションをしていきたい。
チャイルドトレーラーを買うか否か迷っているパパローディのお役に立てれば幸いである。
#もちろんママローディ―も!
Contents
そもそもチャイルドトレーラーとは?
チャイルドトレーラーとは、一言でいえば自転車に接続して使用する「自転車用ベビーカー」である。
日本ではあまりなじみが無いが、欧米では「ママチャリ+チャイルドシート」よりも利用者が多いと言われるほどポピュラーなアイテムである。
法律的にはどうなの?
結論から言うと、
法律上の位置づけとしては、チャイルドトレーラーは「乗車装置を設けた人力車」や「馬車」に相当する。
詳しくは道路交通法第2条第1項第11号「軽車両の定義」を参照いただきたいが、きちんと法律的にも認められた乗り物なのである。
なので、堂々と道路を走っていただいて問題ない。
*道路交通法第2条第1項第11号・軽車両の定義
軽車両 自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であって、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。
道路交通法
Allen Sportsのチャイルドトレーラー
購入したのはコチラ
Allen Sportsの2人乗りタイプのものである。
お値段は楽天で約3万5000円(当時)。
#1人乗りならこれより多少安い。
これを選んだ理由は値段が手が届く範囲だった点とレビューの良さだ。
組み立て
購入後、こんなサイズ感の箱が届く。
2つ折りにしておけば、意外と細い箱にスッポリ収まるサイズである。
中身を箱から出してみた。
コチラが内容物である。
組み立ては簡単。
折り畳まれた支柱を広げ、ジョイントをつなげる。そしてシートを取り付けるだけである。
めでたく、チャイルドトレーラーが完成した!
装着
組み立ててしまえば装着は簡単だ。
専用のアタッチメント↓を、
ロードバイクの後輪(クイックリリースのところ)に装着し、それをチャイルドトレーラーの接合部とつなげるだけである。
本当にワンタッチ。
不安になるぐらい簡単。こんなのでちゃんと外れずに走れるのか・・・?
完成だ!!
とてもお手軽である。
インプレ!!
それでは早速乗っていただこう。
パイロット(被験体)は3歳の息子だ。
身長は100cm、体重は15kg。超軽量ロードバイク2台分の体重である。
日常会話は普通にできるので、ヒアリングをしながらゆっくりと試していく。
まずはチャイルドトレーラーで近くの公園まで行ってみた。
初実走からの所感
まず一言、
「めちゃくちゃおもしれー!!」
そして何より良かったのは、息子もとても笑顔だ。
チャイルドトレーラーの重さは約13kg。
そして子供の重さが約15kg。
「自転車何台分の重さが増えるんだよ。。。」
と思いきや、平たんでは意外と重さを感じない。
いや、S級山岳は厳しいだろうが、
軽い坂では、一番軽いギアでがんばれば特に問題は感じない。
安定感もしっかりある。これならもう1人(次男)乗せても大丈夫そうだ。
これはイイゾ!!!!!!
危険性はどうなのか?
後部座席ママチャリと比較するとチャイルドトレーラーの方が精神的には良い。
最初はおっかなびっくりだったが、想像以上の安定感である。
万が一、自分が転んだとしてもチャイルドトレーラーは転ばないというのが精神的安定度に強く寄与していると感じた。
むしろ、ママチャリのチャイルドシートの方がより危険を感じる。どうしても万が一転んだ時のイメージが脳裏をちらついてしまう。不安定感もある。
チャイルドトレーラー付きならスピードも結果的にそれほど出ないから感じる危険も少ない。
子供は楽しんでくれた
20キロくらいまでなら全く怖がらない。そして子供も非日常感を楽しんでいるようだ。
終わった後は「楽しかった!」とのコメントをもらった。「また乗りたい!」とも。これは良かった。
結構小回りも効くので小道にも安心して入れる。
気づいた点としては、子供がチャイルドトレーラー内で動くとサドルから体重の動きを感じる。
またビニールのカバーを閉めようとすると怖がる。息ができなくなりそうで怖いそうだ。これはまた別問題(笑)
結論:「素晴らしい」
これならどこまででも行けそうである。
なによりも、楽しいロードバイクに息子と一緒に乗れるという新しい感覚、これは新しい感覚だ。
そして後ろを振り返れば小さな体ながら全体で風を感じている。一体感。
息子の笑顔も相まって多幸感を感じざるを得なかった。
ロードバイクと子育ての融合
これまで、ロードバイクはあくまで個人の趣味で、子供と遊ぶ時間とは「別」として考える必要があった。
しかしこのチャイルドトレーラーはロードバイクと、愛息子とを繋ぎ合わせてくれる。
その点が素晴らしい。
「ロードバイク×子供」という相容れない概念の融合に素晴らしい未来を感じた。
デメリット
わりとデカい
デメリットを挙げるとすればその大きさだろうか。
収納モードにして70 x 65.6 x 19 cmだ。
置く場所には注意が必要である。
我が家の場合は、駐輪場の1マスをお借りし置かせていただいている。
けっこう重い
重量は13kg弱。
これはロードバイク2台分に匹敵する。
けっこう重いので、駐輪場が遠い場合は移動が億劫になりそう。
チャイルドトレーラーの中でもハイエンド品は重量が軽く抑えられている。
この値段帯ではここら辺が限界だろう。
幸い、我が家はマンションの敷地内に駐輪場があるので助かっている。
まとめ
いかがだっただろうか。
今回はチャイルドトレーラーのインプレッションをしてきた。
結論としてはとても素晴らしいアイテムだと思う。
チャイルドトレーラーは、「ロードバイクと子育て」の融合を果たしてくれた。
今後、土日の力強い相棒となってくれるのは間違いない。
恐らく日本では道が狭い・危険等の理由でまだまだ広まってないのだろうが、欧米のように、「ママチャリチャイルドシート」レベルでカジュアルになって欲しい。
また、より安全だということも広まっていただけたら幸いだ。
次男がしゃべれるようになり、会話で意思疎通ができるようになったら、2人を乗せて走ってみようと思う。