かつてAppleが電話を「再発明」したように、
『サイコンを再発明する』かもしれない。
Apple公式からwatchOS 10でパワーメーターやケイデンスなどのセンサーと接続可能になることが発表された。
つまり、Apple Watchが「超クールなサイクルコンピューター」になってしまうということだ。
当サイトでもBeta版をインストールし、レポートしていきたいと思う。
個人的にはめちゃくちゃ楽しみなニュースだ。
iPhoneの純正アプリにパワーやケイデンスが記録されるとなれば心がときめく。
ていうかApple Watchには既に心拍計が付いてるわけなので、
特にサイコンなど使わないようなライトチャリダーにとって、Apple Watchは自転車に乗るうえで素晴らしいデバイスになるような気がする。
(ん?でもケイデンスセンサーとパワーメーター持っててサイコン持ってない人って、いるんだっけ?)
「FTP」や「PWR」を一般化する
Appleのスゴみはやはりテクノロジーの一般化にある。
これの動きにより、
かつてはロードバイクガチ勢のみぞ知る概念だった「FTP」や「PWR」がより身近な存在になるかもしれない。
そうなれば、ロードバイクの楽しさがさらに一般人の方々にも浸透する可能性がある。
以下、詳細。
公式HPからの引用となる。
WWDC23にて発表された「サイクリングワークアウト」のアップデート
Apple Watchは、パワーメーター、スピードセンサー、ケイデンスセンサーなどのBluetooth対応のサイクリングアクセサリに自動的に接続できるようになります。
これにより、サイクリングパワー(ワット)やケイデンス(RPM)などのまったく新しい指標と、パワーゾーンなどのワークアウト表示が追加されます。
Bluetooth接続は、屋内と屋外のサイクリングワークアウトとGymKitに対応しています。
Apple、FTPを語る
Apple Watchのセンサーデータと接続されたパワーメーターを組み合わせた新しいアルゴリズムにより、理論上1時間継続できるサイクリング強度の最大レベルを示す、機能的作業しきい値パワー(FTP)を推定することができます。
FTPを使用して、Apple Watchはパーソナライズされたパワーゾーンを算出し、現在のゾーンを簡単に確認したり、それぞれのゾーン内の時間を記録したりできるようにします。
これは、パフォーマンスを向上させるためによく使われる効果的な方法です。
いつから?
パブリックベータ版は7月中にも提供され、一般向けには今秋にもリリースされる見込み。
※対象機種はApple Watch Series 4以降。
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