風邪をひくとコンディションがベストに戻るまで数週間かかることも。
「一流の人はなぜ風邪をひかないのか?――MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33」という本を読んだので、せっかくなので備忘録として要点をまとめておこうと思います。
この本、一言で言うと、
『風邪は絶対に年2回はひいちゃう!!しょうがない!!!寝て直すしかない!!!』
です。
【要点】
・どんな人でも風邪は年2回くらいはひいてしまう。
・「一流の人」は風邪をひいても最小限のダメージで抑えている。
・風邪のウィルスは種類が多すぎて原因は医者でも特定できない。
・とにかくウィルス、菌を体内に入れないように対策するのが大事。
・で、結局「手洗い・うがい」が最強。
・特に大事なのが風邪の初期症状に対してアプローチ。
・風邪をこじらすと治るのに時間がかる(約2週間程度は全快にならない)。
・なので初期症状の予兆を感じたらすぐに休息モードにはいるべし。
・結局「横になって治す」が鉄則。
●リスクを低減する方法
上述の通り、とにかくウィルス、菌を体内に入れないように対策するのがとても大事です。
対策としてはこんな感じ。
・ガムや飲み物で常にのどを湿らせておく
→唾液で殺菌、保湿
・口をゆすいでからうがいする
・出っ張っていて多くの人が触る所は避ける
・満員電車、会議室、カラオケは危険地帯
・子供が集まる場所も注意
・爪は短く切っておく。爪にウイルスが入らないように
・鼻毛は見える範囲のみ切っておく
・手洗いは1〜1.5時間に一度洗う。
手順は以下(引越しは親の首と覚える)
・手のひら
・手の甲
・指の間
・親指
・手首
・同時にうがいも
・顔を触る癖が風邪リスクをあげるので顔を触らないようにする
・マスクは耳紐を持ち、7枚を1日で使い切る
個人的に特に面白いなぁと思ったリスク管理方法2つ
・飛行機や新幹線は不特定多数の人間が狭い空間に集まるため、マジでウィルスと出会うリスクが高い。よってマスク着用、乗った後は必ず手洗いうがいを徹底。
そして座席はなるべく車両の一番後ろに座る
⇒車両前方に向けてセキやクシャミをすることが多いのでウィルス遭遇率的には後ろの方が安全。
・トイレで手を拭くとき、ジェットタオルはウィルスを巻き散らすので使用しない。
⇒また、ハンカチも必ずしも衛生的とは言えないため推奨は出来ない
⇒使い捨てペーパータオルが用意されたトイレの場所を熟知しておくこと。
まとめ
この本はコロナ以前に書かれたものですが、全く持って的を得ているなぁと思いました。
やはり、基本が大事なんですね。
とにかく手洗い!うがい!
そして予兆を感じたらこじらせる前に無理せず全力で休息!
この本の筆者はほんのちょっとの風邪の予兆を感じた瞬間3日間ほど休みを取ってひたすら横になるらしいです。
2週間具合悪く過ごすか、
3日間徹底的に休んで最小限のダメージで抑えるか。
ちょっと調子悪いくらいで3日休むのもなかなか難しいかもですが、
全体の生産性で考えると、
「休む勇気」を持つのも立派なビジネススキルだなと思いました。
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